前回、家計簿を1年間つけてみて感じたメリット5選を紹介しました
では家計簿をつけるにあたって何から始めるといいのでしょうか

エクセルで家計簿のレイアウトを考えたり、無料のテンプレを探したり?

スマホにツールやアプリをインストールしたり?

とにかく紙でも何でもいいのでレシートの記録をしたり?
それもいいと思いますが、個人的にはとにかく『予算を立てる』ことが重要だと思います
政府や会社もまずは予算を立ててから、収支の記録をして、最後に決算をしますよね
個人の家計も日々の記録や節約よりも、まずは予算を立てたほうがいいと思います
もっと言えば『家計簿の本体は予算』であり、日々の記録や月の収支は『予算が妥当で収支が予算内に収まることの証明』でしかないと考えます
日々の記録より予算が大切だと考える理由は全部で3つ
1.将来のライフプランや貯蓄計画は実際の数字ではなく予算の数字を元に計算される
2.予算の数字を抑えてから予算内に収めるようにする方が気が楽
3.自分が日々の生活において何を重視しているのかが可視化される
順番に見ていきましょう
1.将来のライフプランや貯蓄計画は実際の数字ではなく予算の数字を元に計算される
これは単純な話で、来年の生活費や5年後、10年後の生活費や貯蓄額の計画を立てる際は
実際の数字ではなく予算の数字を元に計画を立てます
毎月の支出を予算内に抑えられるのなら予算の数字とは「支出の最大値」と言えます
この数字を元に計画を立てれば、無理のないライフプランが立てられるでしょう
2.予算の数字を抑えてから予算内に抑える方が気が楽
個人差もあるでしょうが、いろいろ試してみて個人的には毎日節約することを考えて行動するよりは、
予算を立てるときだけ節約を考えて、普段の生活では予算内におさめることだけを考える方が
気が楽でした
予算内であれば多少の贅沢もしますし、予算の残りと月の残り日数で
1日いくら位使えるかの目安にもなります
3.自分が日々の生活において何を重視しているのかが可視化される
予算を立てるということは、自分が日々の生活において何を重視しているのかを見詰めなおし、
それが数字の大小となって可視化されます
自分の日々の生活で重視するのは居住費なのか、食費なのか、車両費なのか、電気代なのか
個人によって答えは違ってくるでしょうが、
重要度の低い支出の予算を抑え、重要度の高い支出の予算に回すことで
生活の満足度を落とすことなく支出全体を抑えられるようになります
さて、家計簿における予算の重要さは分かっていただけたでしょうか?
次回はボクの実際の予算を例に、どのように予算を立てるといいのか解説していきます
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