みなさんは『FIRE』という生き方についてどういったジメージをお持ちでしょうか?

資産運用だけで生活するなんてリスクが高すぎるでしょ……
とか

働かないで毎日遊んでるだけなんて、充実感がないし社会貢献にもならないよ!
こういった批判的な意見が多いでしょうし、
いろいろと反論したいところでもあるのですが、
今回はFIREとかセミリタイアという【名称】についての話です
はい、内容ではなく名称の話です

名前なんてどうでもいいよ、要はお金持ちのことでしょ?
とか

そもそも初めて聞いたし、内容も知らないよ
と言う方も多いでしょう
確かにその通りです
名称に大した意味はないですし、大切なのは中身のほうです
ですがそれは一旦おいておいて箸休めの与太話だと思って読んでみて下さい
セミリタイアやFIREを目指す意外な原動力になるかもしれませんよ
さて、
セミは「半分」「一部分」の意味で、セミリタイアとは「半分だけ引退」すること
最近では「資産を築き、定年前に退職して、資産からの収入にわずかな労働を合わせて生活をする」みたいな意味でしょうか
「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので「経済的自立」と「早期リタイア」を合わせた意味です
セミリタイアよりは「資産を築き、経済的に自立をする」ことに主眼を置いた意味合いに感じます
ここで面白いのは、【リタイア】も【FIRE】も本来はネガティブな意味を持つ言葉だということです
【リタイア】は競技やゲームを途中で棄権したり、事故や故障なので退場すること
【FIRE】は「You’re fired!」という風に使えば「お前はクビだ!」という意味になるそうです
退場や会社からクビにされることを自ら積極的に目指すのですから、会社や社会に対する反発心や皮肉を感じます
特に【FIRE】なんて「You’re fired!」だと過去形なので
「お前は経済的に自立して、早期にリタイアしている!」なんて完全な誉め言葉として受け取れます
経済的自立=資産を築けているだけで同じ言葉でも正反対の意味に変わる訳ですね
一般的にはネガティブな言葉でも、受け手の状態次第ではポジティブな言葉に代わる
【FIRE】という言葉を創った人がそこまで考えてたのか分かりませんが、
【FIRE】を目指すということは、ムカつく相手からのネガティブで攻撃的な言葉すらも
自らへの誉め言葉として受け止められるようになるという
ポジティブな意味合いもあると言えるのではないでしょうか?言い過ぎですかね?
「You’re fired!」
いつか社長のハゲ頭を辞表で引っ叩いて言わせたいセリフNo.1です(笑)
*実際に引っ叩くのは暴行罪、傷害罪に問われる可能性があります
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