株式投資の方程式?花山薫から学ぶ投資理論

投資論
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投資は難しくて何から学べばいいか分からないよ

投資なんて怖いこと、自分には絶対無理だ……

そう思っているあなたも大丈夫!

このシリーズでは、マンガやアニメの世界から投資を例えて分かりやすく解説します

初心者でも分かりやすい投資入門をお届け!

ただし、あくまでも分かりやすく説明しているだけなので、実際に投資をする際には鵜呑みにせずご自身で判断して下さい

では、まずは「グラップラー刃牙」に登場する大人気キャラ、花山薫に投資理論を学んでみましょう

花山薫に学ぶ株式投資論

握力×スピード×体重=破壊力

花山薫と言えばこの方程式

握力×スピード×体重=破壊力

出典:板垣恵介『グラップラー刃牙』

この方程式が物理学的に正解なのかどうかは置いておいて(マスター國松が言うにはまったくのデタラメ)、この方程式を投資に当てはめるとするなら

時間×利回り×元本=運用益

こうですね、順番に解説していきます

1.時間(握力)

投資、特に株式投資をしている方には通じるスラングなのですが、「買った株を下がっても上がっても売らないで保有し続ける(握り続ける)」という精神力のことを握力と表現することがあります

つまり株式投資で握力というのは買った株式を保有し続けた『時間』のことですね

ただし株式という資産を持ち続ける時間が長くなれば長くなる程、その株式を買うお金で出来たはずの経験や得られたはずの満足感を味わえないまま人生が終了してしまうリスクが増すことは理解しておきましょう

人生が終了してしまっては株式の価値がゼロになってしまうようなものですから

2.利回り(スピード)

これは感覚的に理解しやすいかと思います

利回り3%と10%では将来の金額に大きな違いが出ます

もしくは目標額に到達出来るスピードが早くなります

とはいえ、車と一緒でスピードは上げれば上げるほど危険も大きくなるので、スピードだけを大きくしようとし続けるのは大変危険です

ご自身の性格や力量に見合う利回り(スピード)を見つけましょう

3.元本(体重)

投資における資金、積立投資であれば入金額もまた資産形成に大きな影響を及ぼします

10万円を年3%で運用しても1年で3000円にしかなりません

1000万円を年3%で運用すれば1年で30万円になります

ただこれも、人間の体重を500キロや1トンに出来ないように投資元本や入金額にも個人の状況にあった限界というものがあります

ここを大きくしようとし続けるのは健康面や精神面への悪影響、日々の生活や人間関係が破綻するリスクがあります

4.運用益(破壊力)

これはそのまま、方程式を用いた「結果」を表します

人生の壁や、理不尽な環境、将来の不安をぶち壊す『破壊力』と言っていいかもしれません

また大切な人や自分を不幸から守る『防御力』として使うことも出来ます

花山薫も母親のために刑務所の扉を破壊していましたよね

力もお金も使い方次第です

出典:板垣恵介×山内雪奈生『バキ外伝 疵面ースカーフェイスー』

注意事項

さて、ここまで説明してきて何なのですが、この方程式には欠点があります(無理やり当てはめてるので欠点だらけではあるのですが……)

それはこの方程式で分かるのが「単利運用したときの結果」だということです

具体的に言うと

時間(5年)×利回り(5%)×資金(300万)=運用益(75万)

方程式通りに計算した75万円という数字が「単利運用」の結果で、

時間(5年)×利回り(5%)×資金(300万)=運用益(828,845円)

約83万円という方程式が破綻した数字が「複利運用」の結果です

参考:野村証券マネーシミュレーター「みらい電卓」~運用編~

その差は約13万円

更に時間を2倍にすると単利運用では

時間(10年)×利回り(5%)×資金(300万)=運用益(150万)

このように結果も2倍にしかなりませんが、複利運用では

時間(10年)×利回り(5%)×資金(300万)=運用益(1,886,684円)

と、約2.28倍の結果、単利運用との差額は約39万円になります

参考:野村証券マネーシミュレーター「みらい電卓」~運用編~

具体的な計算式を出すと「分かりやすく説明する」という趣旨から外れるので、今は「分かりやすい方程式以上の結果が出る」ということだけ覚えておいてください

要望が多くあるようでしたら、複利の説明記事も後日作ります

まとめ

・時間×利回り×元本=運用益
・実際の運用では、この方程式で求めた以上の結果が出る
・それぞれの数字は大きくすると大きくした分以上の結果が出る
・ただし、それぞれの数字を大きくするとそれだけリスクも増える

最初はこういう理解で十分だと思います

あなたも花山薫のように人生の壁を破壊する1歩を進むところから始めてみてはいかがでしょうか?

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